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記事「排泄時に『アオーン』と痛そうに鳴く原因」へ第七席
『トイレのオペラ歌手』
まくら
猫という動物は本来、敵に居場所を知られないよう、排泄の時には声を出しません。それなのに、トイレの前後や最中に「アオーン!」と低く悲痛な声で鳴く場合は、「気合を入れている」のではなく、強い痛みや違和感があるSOSなのだそうでございます。「ねこサポLIFE」によりますと、原因は大きく3つ。①膀胱炎や尿路結石、②重度の便秘や肛門嚢炎、そして③シニア猫の変形性関節症(腰痛や膝の痛みで踏ん張るポーズがつらい)。鳴いた直後に砂を掘って「何が出たか」を確認するのが第一歩だそうで。
本編
和也「おい、うちの12歳になるジロウのやつ、最近トイレに入るたびに『アオ~~ン!』って、まるでオペラ歌手みたいに太い声で鳴くようになったぞ。年をとって芸術に目覚めたのかな」
真由美「ちょっと和也さん、近ごろの猫の本に書いてありますよ! 猫は普段、排泄の時に声は出しません! トイレで『アオーン』と鳴くのは、強い痛みがあるSOSなんですよ!」
和也「な、なんだって!? オペラじゃなくてSOSだったのか! 一体どこが痛いんだ!?」
真由美「原因は大きく3つあるそうです。1つ目は『膀胱炎や尿路結石』でおしっこが痛い時。2つ目は『重い便秘やお尻の腫れ』でうんちが痛い時。そして3つ目が、ジロウのようなシニア猫に多い『変形性関節症や腰痛』ですって!」
和也「腰痛!? トイレと腰痛がどう関係あるんだい?」
真由美「トイレの高い段差をまたいだり、砂の上で背中を丸めて踏ん張るポーズそのものが、シニア猫の腰や膝に激痛を与えるそうなんです! さあ、鳴いた直後に砂を掘って『尿が出たか、便が出たか、何も出ていないか』を確認するのが原因特定の第一歩ですって!」
和也「よし、今ジロウがトイレから出てきたぞ! どれ、砂を掘ってみよう……うむ、立派なおしっこと、いい形のうんちが出てる! でもトイレのフチをまたぐ時に腰を庇って『アオーン』と鳴いたぞ!」
真由美「やっぱりシニアの関節痛だったのね! すぐに病院で関節のケアを相談して、家のトイレも入り口の段差が低いシニア向けトイレに変えてあげましょう!」
(数日後)
和也「いやあ、段差の低いトイレに変えて病院のお薬を飲ませたら、ジロウのやつ、すっかり無言でスッキリ用を足すようになったよ。……ただねえ、さっきジロウの砂を掃除しようとして、私が床にしゃがみ込んだ瞬間にね」
真由美「瞬間にどうしたの?」
🎐 オチを見る
和也「私の腰がピキッといって、トイレの前で私が『アオ~~ン!』って鳴いちまったよ」
(おあとがよろしいようで)
※ サイトの記事をもとにした創作落語です。登場人物・出来事はすべて架空のもので、猫の困りごとへの正確な対処法は、各演目のもとになった記事をご覧ください。