🚨 今まさにこの状況の方へ
この噺のもとになった記事は、命に関わることがある緊急の内容です。落語を読む前に、まず記事で今すぐやることを確認してください。
記事「何度もトイレに行くが出ない(緊急)」へ第四席
『トイレ通いの赤信号』
まくら
猫がトイレに何度も入ったり出たりしている。「おや、今日はずいぶん念入りに砂を掘っているな、几帳面なやつだ」なんて笑って見ている場合ではございません。特にオス猫の場合、尿道が細くて長いため、結石や結晶が詰まる「尿道閉塞」を起こしやすく、数時間の遅れが命に関わる緊急事態になるそうでございます。便秘のポーズとそっくりなので、まずは「砂におしっこの塊があるか」を確認するのが最優先だそうで。
本編
翔平「おい、うちのトラのやつ、さっきからトイレに5回も6回も出たり入ったりして、ずーっとしゃがみ込んでるぞ。あいつ、よっぽどトイレの居心地が気に入ったんだな。トイレの中に表札でも出してやろうか」
彩「ちょっとあんた、呑気なこと言ってる場合じゃないわよ! 『ねこサポLIFE』を見なさい! 猫が何度もトイレに行くのに出ない、長くしゃがんでいきむっていうのは『尿道閉塞』の危険なサインなのよ! 特にトラみたいなオス猫は尿道が細くて詰まりやすいんだから!」
翔平「えっ!? でもあいつ、背中を丸めてウンウン踏ん張ってるから、てっきり便秘でうんちが出ないのかと思ったぞ」
彩「そこが落とし穴なのよ! おしっこが出ないポーズと便秘のポーズは見分けがつきにくいから、まずは『砂におしっこの塊があるか』を最優先で確認しろって書いてあるわ! さあ、スコップで砂を掘って確かめて!」
翔平「よっしゃ!(ザクザク掘る)……大変だ! 塊が一つもねえ! しかもトラが『アオーン』って鳴いたぞ! 数時間の遅れが腎不全になるって書いてある、今すぐ動物病院へ走るぞ!」
(病院へ駆け込む二人)
獣医「うむ、早く連れてきて大正解ですよ! 膀胱がパンパンになる一歩手前でした。カテーテルで詰まりを取って点滴をしたから、もうすっかりおしっこも出て安心です。飼い主さんが『便秘かな?』と明日まで様子を見なかったおかげで助かりましたよ」
🎐 オチを見る
翔平「あー、よかった! ありがとうございます先生! ……いやあ、トラのおしっこが詰まってたって聞いて、実はあっしも朝から緊張して一度もトイレに行ってなかったんですが、安心したら急に催してきました! 先生、トイレ貸してください!」
彩「あんたまで尿道閉塞になってどうすんのよ!」
(おあとがよろしいようで)
※ サイトの記事をもとにした創作落語です。登場人物・出来事はすべて架空のもので、猫の困りごとへの正確な対処法は、各演目のもとになった記事をご覧ください。