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ねこサポLIFE

第二十席

『大相撲・土俵際のおトイレ』

まくら

猫がちゃんとトイレの中に入っているのに、おしっこやうんちがトイレのフチ(枠)の外へ飛び出してしまう。「こらっ、狙いが悪いぞ!」と怒ったり、まして排泄中の猫のお尻を手でグイッと押し込んだりすると、猫はトイレを怖い場所だと思って布団などで粗相するようになります。「ねこサポLIFE」によりますと、はみ出す原因は猫の狙いが悪いのではなく「体の大きさに対してトイレが小さすぎる(理想は体長の1.5倍以上)」か、「砂が気に入らなくてフチに4本足を乗せて曲芸のようにしている」からだそうでございます。

本編

隆「おい、うちのクロのやつ、トイレには入ってるんだが、毎回お尻だけがトイレのフチから外へはみ出して、場外におしっこを飛ばしちまうんだよ! あいつ、大相撲の土俵際みたいにフチに4本足を乗っけて曲芸みたいなポーズで用を足してるぞ!」

恵美「ちょっとあんた、排泄中のクロのお尻を手で押し込んだりしないでよ! それは一番やっちゃいけないことよ! クロがトイレのフチからはみ出すのはね、クロが悪いんじゃなくて、子猫の頃に買ったこのコンパクトなトイレが『小さすぎる』からなのよ!」

隆「えっ、トイレが小さい? 猫が1匹入るくらいの大きさはあるじゃないか」

恵美「猫にとって理想的なトイレの広さはね、『猫の体長(首の付け根から尻尾の付け根まで)の1.5倍以上の横幅(最低50~60センチ以上)』が必要なんですって! クロの体長は40センチあるから、60センチ以上の大型ワイドトイレじゃないと中で方向転換ができないの! それに、猫砂が少なかったり汚れてたりすると、砂を踏むのを嫌がってフチに足を乗せる『曲芸ポーズ』になっちゃうのよ」

隆「なるほど! トイレが狭くて砂が浅かったから、土俵際で踏ん張るしかなかったのか! あと、クロはたまに腰をグイーンと高く上げて後ろにおしっこを飛ばす癖もあるよな?」

恵美「それは『エレベーターおしっこ』って言うんですって! そういう子には、奥と左右の壁の高さが25~30センチある『ハイバック(高壁)型のオープンワイドトイレ』を選んで、猫砂の深さも5~6センチたっぷり入れてあげるのが正解よ!」

隆「よし! さっそく横幅60センチ、壁の高さ30センチの特大ハイバックトイレを買ってきて、細かい砂を6センチ敷き詰めてやろう!」

(翌日)

恵美「どう? 特大トイレに変えたら、クロのおしっこは場外にはみ出さなくなった?」

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隆「ああ、クロは土俵のど真ん中で悠々と横綱相撲をとってるよ! ……ただ、トイレが体長の1.5倍になったおかげで、6畳の俺の部屋が狭くなっちまって、今度は寝てる俺の足がふすまから場外へはみ出してるんだよ!」

(おあとがよろしいようで)

※ サイトの記事をもとにした創作落語です。登場人物・出来事はすべて架空のもので、猫の困りごとへの正確な対処法は、各演目のもとになった記事をご覧ください。

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