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シニア猫の頑固な便秘と「巨大結腸症」|いきんで吐いてしまう時の受診目安と内科管理
🚨 先に確認
シニア猫がトイレで「ウゥー」と強くいきんだ直後に、うんちは出ずに『白い泡やフードを吐いてしまう(嘔吐)』のは、激しい腹圧と迷走神経反射による危険な便秘サインです。自力で出せない大きな硬い便が詰まっているため、すぐ動物病院で処置を受けてください。
📌 3秒でわかる結論
- 高齢期の慢性的な便秘や脱水(腎臓病の併発)を放置すると、大腸の筋肉と神経が伸びきってしまい、自力で便を押し出せなくなる『巨大結腸症』へ進行します。
- 一度溜まって石のように硬くなった便は、水やフードを変えるだけでは出ません。まずは動物病院で「温水浣腸や摘便(麻酔・鎮静下を含む)」で一度腸の中を空っぽにリセットする必要があります。
- リセット後は、再び溜まらないよう「便を柔らかくする飲み薬(ラクツロース等)や腸の動きを助ける薬」「可溶性食物繊維の療法食」「皮下点滴」を組み合わせて毎日スムーズに出すコントロールを行います。
📊 図解フローチャート
- Step1トイレで何度もいきんでいるのに出ない、またはコロコロの小さな乾いた便が1粒しか出ない状態が3~4日続いたら、吐き気が出る前に動物病院を受診してレントゲンで宿便の量と太さを確認してもらう
- Step2病院で処方された「消化器サポート(可溶性繊維)」などの便秘ケア用療法食とウェットフードを組み合わせ、甘いシロップ状の緩下剤(ラクツロース等)を獣医師指定の量だけ毎食混ぜて便を柔らかく保つ
- Step3腎臓病を併発していて体内の水分が尿へ奪われている場合は、飲み水だけでなく自宅または通院での「皮下点滴(輸液)」で腸に回る水分を確保する
⭕ 解決ステップ
Step1 今すぐ家でできること
トイレで何度もいきんでいるのに出ない、またはコロコロの小さな乾いた便が1粒しか出ない状態が3~4日続いたら、吐き気が出る前に動物病院を受診してレントゲンで宿便の量と太さを確認してもらう
Step2
病院で処方された「消化器サポート(可溶性繊維)」などの便秘ケア用療法食とウェットフードを組み合わせ、甘いシロップ状の緩下剤(ラクツロース等)を獣医師指定の量だけ毎食混ぜて便を柔らかく保つ
Step3
腎臓病を併発していて体内の水分が尿へ奪われている場合は、飲み水だけでなく自宅または通院での「皮下点滴(輸液)」で腸に回る水分を確保する
❌ 絶対NGな行動
- 何日も詰まっている重度の便秘猫に、不溶性食物繊維(さつまいもや猫草など便のカサを増やす繊維)を大量に与える(出口が塞がっているのに上からカサを増やすと、さらに巨大な便塊になって完全に詰まる)
- 人間用の市販の浣腸を猫に使う(成分や濃度が猫には危険で、直腸を傷つける)
📋 受診カンペを作る
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