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食べる時に「ギャッ」と鳴く・歯ぎしりする猫|激痛を伴う「歯の吸収病巣」の見分け方
🚨 先に確認
猫がご飯を食べている最中に、突然「ギャッ!」と声を上げてお皿の前から飛び退いたり、口の中で「ギリギリ、カチカチ」と歯ぎしりをする、または前足で口元をひっかくのは、人間でいう『虫歯の神経がむき出しになったような激痛』が口の中で走っているサインです!
📌 3秒でわかる結論
- 猫には人間のような「虫歯(ミュータンス菌によるう蝕)」は原則ありませんが、その代わりに成猫のかなりの割合に見られる猫特有の歯科疾患『歯頚部吸収病巣(破歯細胞性吸収病巣:FORL)』があります。
- これは自分の細胞(破歯細胞)がなぜか自分の歯の根元や歯茎の境目を内側から溶かして穴を開けてしまう病気で、神経が露出するため冷たい水やカリカリが触れるだけで飛び上がるほどの激痛を起こします。
- この病気は歯磨きや薬では治らず、溶けている歯を全身麻酔下で『抜歯』してあげることで痛みから解放され、ご飯を食べやすくなることが多くあります。
📊 図解フローチャート
- Step1猫が食事中に「片側の奥歯だけで噛んでいる」「粒をポロポロ落とす」「食後にギリギリと歯ぎしりをする・よだれが出る」様子があれば、スマホで食事風景を動画に撮る
- Step2無理に口を開けさせると激痛で暴れるため、自宅では食事をすべて「人肌に温めた柔らかいウェットフード(パテやムース)」または「完全にふやかしたフード」に切り替えて痛みを避ける
- Step3歯科レントゲンがある動物病院を受診し、歯茎の境目にピンク色の肉芽(盛り上がり)や歯の欠損がないか診てもらい、腎臓や心臓の数値を確認した上で抜歯または疼痛管理(痛み止め)の相談をする
⭕ 解決ステップ
Step1 今すぐ家でできること
猫が食事中に「片側の奥歯だけで噛んでいる」「粒をポロポロ落とす」「食後にギリギリと歯ぎしりをする・よだれが出る」様子があれば、スマホで食事風景を動画に撮る
Step2
無理に口を開けさせると激痛で暴れるため、自宅では食事をすべて「人肌に温めた柔らかいウェットフード(パテやムース)」または「完全にふやかしたフード」に切り替えて痛みを避ける
Step3
歯科レントゲンがある動物病院を受診し、歯茎の境目にピンク色の肉芽(盛り上がり)や歯の欠損がないか診てもらい、腎臓や心臓の数値を確認した上で抜歯または疼痛管理(痛み止め)の相談をする
❌ 絶対NGな行動
- 「歯を抜いたらご飯が食べられなくなってかわいそう」と抜歯をためらい、激痛がする歯を何年も口の中に残し続ける(猫は本来カリカリを丸呑みできるため、抜歯後もドライフードを食べられる猫が多く、痛みが消えて毛艶や体重が回復することもよくある)
- 歯が溶けて神経が出ている口に、歯ブラシを当てて磨こうとする
📋 受診カンペを作る
入力内容はこの端末に自動保存されます。電波がない診察室でも消えません。