Lv.1 日常改善全年齢単頭飼い多頭飼い
ウェットフード(猫缶・パウチ)しか食べない猫の栄養バランスと歯石予防はどうすべき?
🚨 先に確認
パッケージに『一般食(副食・おかずタイプ)』と書かれた猫缶やパウチだけを毎日主食として与え続けると、タウリンやビタミン・カルシウムが欠乏し、失明や心筋症・骨の異常を起こします。必ず『総合栄養食』と書かれたウェットフードを選んでください。
📌 3秒でわかる結論
- 「総合栄養食」の基準を満たしたウェットフードであれば、ドライフードを一切食べなくても、それだけで必要な栄養と水分をまかなえます。
- むしろウェットフードは約80%が水分であるため、猫の宿命である「慢性腎臓病」や「尿路結石・膀胱炎」の予防においてはドライフードより有利と考えられています。
- デメリットは「食費がかかること」「開封後すぐ傷むこと」「歯に食べかすが残りやすいこと」などなので、デンタルケアとカロリー計算を補えば主食として十分に続けられます。
📊 図解フローチャート
- Step1手持ちの猫缶・パウチの裏面表示を確認し、「総合栄養食」と明記されているものをベースにする(一般食は1日の総カロリーの2割までのトッピングとして使う)
- Step2ウェットフードは水分が多くグラムあたりのカロリーが低い(1袋あたり約35~50kcal程度)ため、4kgの成猫なら「1日に約4~5袋」が目安になることを把握し(製品ごとのカロリー表示も確認)、体重が減らないようしっかり量を与える
- Step3歯の表面に柔らかいフードが付着しやすいため、食後にデンタルジェルを舐めさせるか、歯磨きシート・噛むデンタルおやつを併用する
⭕ 解決ステップ
Step1 今すぐ家でできること
手持ちの猫缶・パウチの裏面表示を確認し、「総合栄養食」と明記されているものをベースにする(一般食は1日の総カロリーの2割までのトッピングとして使う)
Step2
ウェットフードは水分が多くグラムあたりのカロリーが低い(1袋あたり約35~50kcal程度)ため、4kgの成猫なら「1日に約4~5袋」が目安になることを把握し(製品ごとのカロリー表示も確認)、体重が減らないようしっかり量を与える
Step3
歯の表面に柔らかいフードが付着しやすいため、食後にデンタルジェルを舐めさせるか、歯磨きシート・噛むデンタルおやつを併用する
❌ 絶対NGな行動
- 「カリカリを食べないと顎が弱る・歯石がつく」と信じ込んで、ウェットしか食べない猫に無理やりドライフードだけを出し続けて絶食させる(実はドライフードを食べていても丸呑みが多いため、カリカリだけで歯石が完全に防げるわけではない)
- 1回で食べきれなかったウェットフードを、お皿に入れたまま常温で半日放置する(必ずラップをして冷蔵庫に入れ、次にあげる時は37℃に温め直す)
📋 受診カンペを作る
入力内容はこの端末に自動保存されます。電波がない診察室でも消えません。